海外発券のはなし ①それはSINから始まった…
オバサンが初めて海外発券を使ったのは、1995年、忘れもしないSIN発券です。
マイラーの夢!特典航空券!で、NRT-SIN往復のビジネスクラスを初発券したものの、シンガポール自体はもう何回も行っていて、また行くの~?!という感じだったので、SIN発でバリ往復を手配しました(Parisじゃないです、Baliです(笑)!)。
あのころは、まだ個人が航空会社のHPから、直接航空券を手配するという時代ではなかったので、シンガポール現地の旅行会社にメールでお願いして、事前にチケットをDHLなんかで、日本に送ってもらうという、なかなかめんどくさい話でした。
よくお願いしていたのは、パンダトラベル。今も、在星の日系旅行会社としてバリバリですが、あのころは草分け的存在でした。
日系の旅行会社といっても、どこもかしこも、海外発券に対応してくれるかというと、そうではなくて、従業員の方の個人的な力量にかなり依存していたと思います。
航空券1枚販売して、どのくらいの利益があるのかわかりませんが、メールでやり取りして、クレジットカードの支払いに対応し、DHLでチケットを日本に送るとなると、かなり利の薄い、面倒くさい話だったのではないかと思います。
それを苦にせずやってもらえたのは、本当にありがたかったです。
特にクレカでの支払いは、クレカの面(つら)のコピーをファックスで送ったり、書類にサインして送り返したりと、今のようなオンラインで入力ポン!というわけにはいかず、旅行会社によっては、実際にSINに行って、現地会社を訪問して、サインしないとダメ!という会社もあったくらい…
当時、UAのマイレージプラスは、特典航空券が、もう嘘のように楽に取れたので、毎夏、SIN発券を利用して、アジアのリゾート行きまくりました。バリ、プーケット、ランカウイ、ボルネオ、クアンタン etc. etc.
お世話になったパンダトラベルの石井さん…元気かなあ?!
我が家がSIN発券をやめたのと時を同じくして、SINからBKKに転職されたと聞きました。
相変わらずな雰囲気で(笑)、まだ旅行業界にいらっしゃるんでしょうかねえ…
お元気ですか~?(遠い目)